メノア(以下メ):え、えっと(^^;;
ろでます(以下ろ):ん? どうした?
メ:良いお話でした……けど
ろ:けど?
メ:それぞれのキャラのお話については、良かったのですけど
メ:全体的なお話として、理解できたかどうかは微妙なんです(^^;;
ろ:「AFTER STORY」のことか?
メ:それは良かったですし、理解もしたつもりなんですけど
メ:あの「幻想世界」とのリンクがいまいち(^^;;
ろ:なるほど
ろ:まっ、それについては追々語っていくとして
ろ:まずは一人ずつかな?
メ:そうですね
メ:最初は……藤林姉妹
ろ:いきなり、そう来るか(^^;;
メ:後にします?
ろ:いや、かまわん
メ:まずはお姉さんの杏さんですけど……
メ:重い展開でした……
メ:こういう展開は好きじゃないです
ろ:修羅場になるわな、あれでは(^^;;
ろ:しかし、朋也はヘタレではなかったというわけか
メ:杏さんの気持ちは、薄々気付いていましたけど
メ:こういった展開だけは……勘弁してほしかったです(−−)
ろ:どちらも朋也を好きになってしまったわけだからな
ろ:こういう展開になってしまうだろう
ろ:で、杏はお姉さんらしい行動をとったわけだが……
メ:そう簡単に諦められるわけないじゃないですか
メ:それに朋也さんの方も、なのですから
ろ:普通なら両想いということで、ハッピーになるわけだが
メ:椋さんがいましたから
メ:彼女が悪いわけではないんですよ
メ:ただ、好きになった人が同じ人だったわけで
ろ:椋が降りたというか……
メ:二人の気持ちがわかってしまいましたからね
メ:でも、勇気のいったことだと思います
メ:わずか数週間であったとしても、恋人として過ごしたわけですし
メ:しかも、お姉さんに、ということですから
ろ:でも、椋は……
メ:はい、本当に強くて、優しい人です
ろ:椋のルートは、けっこうあっさりしていたような(^^;;
メ:杏さんが早々と降りましたからね
メ:心中は複雑だったと思いますが
メ:ただ、私としては、椋さんは、勝平さんとの方がお似合いじゃないかと(^^;;
ろ:俺もそんな感じがした(^^;;
ろ:あまりにも似合いすぎているというか
メ:椋さんの強いところも見られましたし(^^)
ろ:そうだな
ろ:それにしても、杏のあの行動は……
メ:活発でいいじゃないですか(^^)
ろ:活発って、人を平気ではねてるぞ(−−)
メ:ちゃんと朋也さんだと確認してから……
ろ:朋也だといいのか(−−)?
メ:彼女流の愛情表現なんですよ(^^;;
メ:それに彼女とならお似合いでしょ?
メ:息もぴったりでしたし
ろ:確かに良いコンビネーションではあったな
ろ:それがあんなに汐らしくなるんだから
ろ:女って不思議だよなぁ……
メ:好きな人の前ですからね(^^)
メ:誰だって、そういうものなんですよ
メ:も、もちろん、私も、です(///)
ろ:凶暴なところがか(−−)?
メ:………死にます(^^)?
ろ:い、いえ、遠慮しておきます(^^;;
ろ:(やっぱりそっくりじゃねぇか(−−;;)
メ:次は、ことみさん
ろ:まさかああいう展開になろうとはな
メ:えぇ、あれは意外でした
ろ:優等生→孤独→仲間意識という流れかと思ったのだがなぁ
メ:そんな定番では、済まされませんでしたね
ろ:あぁ
メ:ことみさん、よく耐えてこられたものだと
ろ:本人は贖罪のつもりでもあったのかもな
ろ:それと寂しかったんだろう
メ:そこへ朋也さんが現れたわけですね
メ:彼女はすぐに気付いたようですけど、朋也さんの方は……
ろ:あいつにとっては、幸せな時期のことみしか知らないわけだ
ろ:それはあいつにとっては、辛い過去なだけだ
ろ:だから、封印してしまったんだろうな
メ:でも、気付いてからの朋也さんの行動は凄かったです
メ:まさか一人でガーデニングまでするとは
ろ:あれはちょっと大げさすぎると思うがな(^^;;
メ:ことみさんを喜ばしたい一心だったのでしょうね(^^)
ろ:そして、最後のあれ
ろ:あれは……にくい演出というか、巧妙な罠というか(^^;;
メ:素直に喜びましょうよぉ(^^;;
メ:ようやく、ことみさんの時間が動き始めたわけなのですから
ろ:そうだな
メ:次は、風子ちゃん
ろ:マイペースで、楽しい奴、
ろ:以上
メ:そ、そんな、あっさりと……
メ:それに本当はそんな娘じゃないですよ
メ:お姉さんのために、一生懸命で……
ろ:……わかってる
ろ:だからこそ、あのエンディングは好かんのや(−−)
ろ:あれでは風子が可哀想すぎるやないけ
メ:そうですね
メ:私、泣いてしまいました……
ろ:この話の中では、かなり特異な存在ではある
ろ:だからかもしれんが、キーになっている人物でもあるわけだな
ろ:特に「AFTER STORY」では
メ:「AFTER STORY」での風子ちゃん……ホント、良かったです(^^)
ろ:あの性格は地だったわけか(^^;;
メ:まぁ、そう簡単に変わるわけありませんから(^^;;
ろ:……「風子マスター」は、あまり有用ではないな(^^;;
メ:あんなの何に使うのですか!?
ろ:(^^;;;
メ:次は、智代さん
メ:どうして、好きになったのでしょうね?
ろ:いきなりそうくるか(^^;;
メ:だって、それが当然の疑問じゃないかと
ろ:確かにそうかもしれん
ろ:あそこまで完璧ではな
ろ:どう見ても、釣り合いそうにないしな
メ:でも、そこが面白いところなんですよね(^^)
メ:自分の過去を知りながらも、気にせずに接してきた
メ:そういうところに惹かれたんじゃないでしょうか
メ:それと智代さんの一目惚れもあったかも
ろ:で、付き合い始めて……
ろ:キス三昧だったな(^^;;
メ:そ、そうでしたね
メ:まさかあそこまで積極的な娘だったとは(///)
ろ:あの性格だからな
ろ:愛情表現の彼女らしくていいんじゃないか
メ:確かにそうですね
メ:……私もあそこまで積極的になれれば……
ろ:ん? 何か言ったか?
メ:い、いえ、別に(^^;;
ろ:そして、朋也の決断
メ:あれは……意外、というと失礼かもしれんが
ろ:あぁ、まさかああいう展開になるとはな
ろ:てっきり、朋也の方もやる気を出すのかと思っていたのだが
メ:私もそういう方向に進んでいくものとばかり
ろ:まっ、ある意味、現実的かもな
ろ:そんなに簡単に変われるわけないだろうし
メ:かもしれませんね
ろ:んで、あのまま終わるのかと思っていたのだが
ろ:完全に手の届かないところに行ってしまったわけだからな
ろ:良い想い出だったという形のエンディングになるとばかり
メ:そうはいきませんよ(^^)
メ:智代さんの気持ちは本物なわけですから
メ:それに朋也さんがどうしてああいうことをしたのかもわかってるわけですから
メ:願いが叶った時点で、彼女は朋也さんを選びます、絶対に
ろ:普通はもっと高見を目指すものじゃないかと(^^;;
メ:そんな平凡な娘じゃないですよ、彼女は
ろ:それ、誉めているのか貶しているのか、微妙だぞ(−−)
メ:もちろん、誉めているんです!!
メ:それに周りも、そういう彼女だからこそ、信頼したわけですし
ろ:若干一名ほど、納得してなさそうな輩もいそうだが(^^;;
メ:あんな自惚れ屋さんは、どうなってもかまいません
ろ:そうだな
ろ:あと、彼女のイベントで凄かったのは……
メ:「64連コンボ」ですね(^^)
ろ:おぉ、あれは見事、としかいいようがない
メ:でしたね(^^)
メ:春原さんには悪いですけど
ろ:いや、あいつの場合は自業自得だし
ろ:というわけで、次は芽衣
メ:本当にあの春原さんの妹なのでしょうか(−−)?
ろ:それは俺も疑いたくなる(−−)
ろ:どこをどうすれば、あんな娘が妹になるんだ?
メ:ですよねぇ
ろ:そして、あのシナリオは……
メ:許せません!!
メ:女の子に、しかも年下の女の子に、あんな酷いことをするなんて
メ:あんなの人間のすることじゃないです
ろ:あぁ、あの行為は許せなかった
ろ:春原が来る前にでも、殴り倒すべきだった
メ:そうです、あの場合、春原さんの登場なんてどうでもいいです
ろ:…………結局、春原の存在ってその程度のものなわけか(−−;;
メ:あっ(^^;;;
ろ:このゲーム全体を笑わせてくれる、面白いキャラではあるんだけどなぁ
メ:えぇ、ものすごく面白いキャラでしたね
メ:64連コンボをくらったり、顔面が変形したり……
ろ:あのモザイクには驚かされたぞ
ろ:しかも、あの状態でまだ動いていたし
ろ:けど……なぁ(^^;;
メ:でも……ねぇ(^^;;
ろ:……………
メ:……………
ろ:次、いくか?
メ:はい
ろ:次は、有紀寧
メ:命がけの恋愛、といったところですね(^^;;
メ:でも、理解がないわけではありませんから
メ:うまくいくとは思いますよ
ろ:かなり試されるとは思うがな(^^;;
メ:でも、有紀寧さんが選んだ相手ですから
メ:誰も文句は言わないと思います
ろ:しかし、有紀寧は本当に好きだったのか?
ろ:単に兄の面影を重ねていただけなのでは?
メ:それだけで膝枕してくれとは言わないですよ
メ:確かに最初は似ていたからかもしれませんが
ろ:あの様子だとキス以上はかなり難しいのでは?
ろ:常にどこからか監視されていそうだし……
メ:そ、そうかもしれませんね(^^;;
ろ:そして、最後は渚
メ:良い娘です、本当に良い娘です
ろ:あの両親に育てられたんだ、当然のことだろう
ろ:ちょっと素直すぎるというか、天然というか(^^;;
メ:でも、それも彼女の良いところの一つです
ろ:そうだな
ろ:ただ、あのエンディングはちょっと、な
ろ:いくら「AFTER STORY」に続くとはいえ
メ:そうですね
メ:中途半端な感じがしました
メ:ここで終わりなの?という感じでした
ろ:いきなり病気で寝込むってのは……
ろ:ストーリー上、仕方のない展開なのかもしれんが
ろ:渚シナリオだけに特化すると、面白くない
メ:単に不幸なだけです
ろ:これも「Key」のヒロイン役の運命となのか……
メ:そんな運命は嫌なだけです
メ:しかも、「AFTER STORY」でお約束の展開だし……
メ:渚さんだけなく、汐ちゃんまで……
メ:いくらなんでも酷すぎますよ
ろ:もちろん、救いの手は用意されていたわけだが
メ:あんなの救いの手とはいえません
メ:一本のシナリオで閉じてもらわないと
メ:それに、ずっと救われないままになるかもしれないじゃないですか
メ:光の玉を全て集めるというのは、けっこう難しいと思います
ろ:そうだな
ろ:キーとなる選択肢は少ないとはいえ
ろ:予想外の人が光の玉を持っていることもあったわけだし
メ:幸村先生ですね
ろ:あぁ、まさかあの先生が(^^;;
メ:確かに意外でした
ろ:てっきりちょい役+64連コンボ完成用のキャラかと(^^;;
メ:「想い」は一番深い人ですから
メ:持っていて、当然なのかもしれませんが
ろ:ただ、幸村シナリオには入りやす……かったっけ(^^;?
メ:3on3で負ければいいだけですから、簡単といえば簡単ですが
ろ:普通は勝とうとするからなぁ(^^;;
ろ:そういう戦力を投入するだろう
ろ:となると、手にすることができなくなる
メ:3on3がいろいろなキャラでプレイできることに気付けば
ろ:ただ、それを実現するには、中途半端な付き合い方になるわけで
ろ:俺としては、あまり好きじゃない
メ:確かにそうなりますね
メ:幸村シナリオに入るには、渚シナリオを進める必要があるわけですから
メ:他のキャラの入り込める余地は本来ないわけですし
メ:そこに無理矢理入れようとすると……
ろ:期待を持たせておいて、一気に振る…
メ:非道い展開ですね(−−)
ろ:そうだな(−−)
ろ:あと、美佐枝さんもか
メ:彼女は……
ろ:良い胸だ(^^)
メ:どこを見ているんですか(−−+
メ:好きな人からだと、嬉しいかもしれませんけど
メ:見ず知らずの人に言われても、気色悪いだけです
ろ:彼女とは……まぁ、そういう関係にはならないだろうと思っていたが
メ:他の娘とは異なる展開でしたね
メ:仕方のないことかもしれませんが
ろ:ちょっと戸惑ったけどな
ろ:朋也がほとんど関与しない形でエンディングを迎えたわけだし
メ:でも、こういうのもいいですね(^^)
ろ:そして、「AFTER STORY」へ突入か
メ:こちらでも、光の玉集めになるわけですね
ろ:この町の住人がメインになるわけだ
メ:秋生さん、かっこいいです(^^)
メ:早苗さんが惚れるのも当然かと
ろ:そうか? 単に子供っぽいだけのような……
メ:そこがいいんじゃないですか(^^)
メ:それにそれだけじゃないはずです
メ:それだけじゃ、あんなに慕われるわけありませんし
メ:町の皆さんも、そういうところをわかっているから、ね
メ:そして、渚さんもそれを受け継いでいます
メ:ホント、素晴らしいことです(^^)
メ:ろでます様も見習ってくださいね
ろ:………あ、あぁ(^^;;
ろ:(アホアホ家族ってのにはちょっと抵抗が……)
メ:それから、芳野さん
ろ:彼もかっこいいのか?
メ:ですけど、私としては、ちょっとキザっぽいかなって(^^;;
ろ:それがあいつの売りでもあるんだけどな(^^;;
メ:でも、立ち直って良かったです
ろ:そうだな
ろ:「愛とスパナ」……本当にそのタイトルで出すとは……
メ:あ、あれはちょっと(^^;;
ろ:あと、美佐枝さんとも何かあったようだが……
メ:青春してたのでしょうねぇ(^^;;
ろ:そして、直幸
ろ:最初はとんでもない親父かと思っていたら
メ:いいお父さんだったじゃないですか
メ:朋也さんのために、全てを投げ出して
メ:誰も直幸さんを責めることなんてできないと思います
ろ:ただ、あのシナリオは気にくわない(−−)
メ:そうですね
メ:このシナリオは……好きじゃないです
メ:せっかく、汐ちゃんとも本当の親子になれたというのに……
ろ:渚が傍らにいないこと自体、気にくわん
ろ:いくらシナリオを盛り上げるためとはいえ、これはなぁ……
メ:でも、最後はちゃんと
ろ:というか、そうでなくては困る(−−)
ろ:しかし、それもいまいちだった
メ:そうでした?
ろ:3人で過ごした時間が少なすぎる
メ:そういえば……
ろ:もっといろんなイベントを用意してほしかったぞ
メ:そうですね
メ:そして、ようやくあの「幻想世界」と繋がったわけですね
メ:いまいち掴み切れてないのですが(^^;;
ろ:「幻想世界」はこの町自身の話ということだろう
ろ:そして、この町の住人は彼女の想いを受け取っている
ろ:んで、定番の奇跡が起きるわけだ
メ:最後がちょっと投げやりに聞こえるのですけど(−−;;
ろ:いや、こういう展開はあまり好きじゃないから(^^;;
ろ:その奇跡が起きないと渚は、と考えるとな
メ:確かにそうですねぇ
メ:そんなのに頼らないといけない、というのは私も好きじゃないです
メ:あんなに努力してきた2人なのに
メ:それが報われないのは、あんまりです
ろ:だろ?
ろ:この「幻想世界」とは特になくてもよかったのでは、と思う
ろ:こんなところか
メ:そうですね
メ:次にシステム面ですけど、
メ:特にこれといって
ろ:あぁ、ないな
ろ:ちょっと意外なところに分岐点があるのもあったが
ろ:基本的に難しいことはない
ろ:選択肢によって、どのシナリオになるかがほぼ確実にわかるからな
メ:シナリオに集中できる作りになっていましたね(^^)
メ:以上、ですね
ろ:あぁ
ろ:登場キャラが多く、それぞれがシナリオをもっているため
ろ:全てをプレイし終えるには、かなりの時間がかかると思う
メ:さらに、直接シナリオに関係のないイベントもありましたものね
メ:64連コンボや草野球、おまじないとか(^^)
ろ:ホモエンドまであったもんな(^^;;
メ:あれは(^^;;;
ろ:とまぁ、そういう具合に、遊び要素も盛りだくさんで、
ろ:非常に楽しめるつくりになっている
ろ:ただ、あくまで「Key」の作品だということは忘れないでほしい
ろ:良い意味でも悪い意味でもな
メ:「AFTER STORY」ですね
ろ:あぁ
ろ:せっかく良い感じで進んできたんだから、
ろ:「AFTER STORY」は一本道にして欲しかったぞ
ろ:プレイしなおすということは、既読スキップしてしまうからなぁ
ろ:せっかくのシナリオが台無しになりかねん
ろ:あと、これが一番大事なこと
メ:何です?
ろ:このゲームは、18禁ではない、ということだ!!
メ:はぁ(−−;;
ろ:別になくてもいいんだが、シナリオ的に
ろ:そういったシーンが欲しいところもあったから(^^;;
メ:そうでした?
メ:私は、これで十分だと思いましたけど
ろ:う〜ん、そうかぁ?
ろ:まっ、泣かせるシーンもあったし、「買い」であることには間違いないわけだが
メ:笑わせるシーンの方が多かったようですけどね(^^;;