メノア(以下メ):これは……賛同できます
ろでます(以下ろ):おっ、珍しいこともあるもんだ
メ:この方法が良かったかどうかは、疑わしいところではあるのですが
メ:事実、こういった方法以外で被害者が復讐できるようなことはないと思います
メ:警察に頼めば、罪を償わせることはできるかもしれませんが……
ろ:それじゃ、当の本人は納得しないな
ろ:お金もそうだが、気持ちの整理ができないだろう
メ:そうだと思います
ろ:で、今回はこういう展開になったわけだが
メ:改めて、ネットの力って凄いものなんですね
ろ:ただ、必ずしもこうなるとは限らないがな
ろ:今回のでもあったように、協力的なのは少ない
ろ:大半は誹謗中傷だろう
ろ:それに耐えることができるかどうかにかかってくるわけだ
メ:今回は耐えることができたわけですね
ろ:岩戸の存在が大きかったと思うけどな
ろ:あいつ1人だと、ここまでうまくいくわけがなかったと思う
ろ:ただ………
メ:ただ?
ろ:話の流れとしては、これで良いと思うのだが
ろ:肝心の復讐にかける時間の割合が少ないようにも思える
ろ:さっさと捕まえて、もっと非道い目に遭わせるのかと思っていたのだが
メ:意外と捕まえる方に時間がかかっていましたね
メ:エンディングの分岐を考えると、こうなってしまうのかもしれませんが
ろ:別に一本道でも良かったと思う
ろ:というのも、今回の分岐は、それほど重要とも思えないんでな
ろ:3人のうち何人捕まえられるかによって、エンディングが分岐する
ろ:ただ、どれもハッピーなのは用意されてないし、
ろ:思った以上に過激な展開もなかったんでな
メ:気になったのは、岩戸さんの行動です
メ:やたらと裏事情に詳しそうでしたし
ろ:エンディングによっては、意味深な行動に出ているのもあるからな
メ:もしかしたら……
ろ:どうなんだろうな?
ろ:捕まえたあとは、復讐という名の責めに入るわけだが
ろ:いつもの責めの内容と比べると、かなり大人しめな内容だったな
メ:かなり現実に近いお話ですからね
メ:いつものような特殊なことはやりにくかったのではないでしょうか?
ろ:警察に捕まらないようなサイトを見つけてるのにか?
ろ:そんなのを見つけてる時点で、特殊な部類に入ると思うのだが
メ:それを見つけてきたのもの岩戸さんでしたよね
ろ:そうだったな
メ:いったい何者なのでしょう?
ろ:さぁな
ろ:で、話を元に戻して、責めの続きなんだが
ろ:先ほども言ったように、比較的大人しい内容になっている
ろ:ピアスなどの人体改造はほとんどないし、
ろ:アナルを責めることはあっても、
ろ:肛虐と呼べるほどのものでもない
ろ:エピローグで少しキツめの責めがあった程度か
ろ:どちらかというと緊縛がメインといったところだ
メ:逃げ出さないため、といった程度でしたけど
ろ:なので、責めとしては、少し残念なところではある
メ:最後にシステム面ですけど
ろ:どんな形であれ、一度エンディングを見てしまえば、あとは楽だ
メ:EDナビシステムですね
ろ:あぁ、ストーリーを楽しませるのであれば、このシステムは必須だと思う
ろ:選択肢に悩んでしまい、ストーリーが途切れるなんてことが起きないわけだしな
ろ:以上だ
メ:はい
ろ:「抜きゲー」としては、十分すぎる出来だと思う
ろ:ただ、このソフトハウスとしては、少し控えめな内容になっている
ろ:特に今回は責める方に正当(?)な理由があるわけだし
ろ:少々キツめの責めでも良かったんじゃないかと思うんだがな
メ:今回はさすがに同情します(^^;;