メノア(以下メ):微妙なところですねぇ……
ろでます(以下ろ):そうだな
ろ:タイトルからして、背徳感については期待してなかったんだが
メ:期待通りの展開でしたね(^^;;
ろ:仕方ないわ(−−)
ろ:相手は本当の母親なわけだが、記憶喪失なんだしなぁ
ろ:この状態で、背徳感を味わうのは無理というもの
メ:弥生さんに、その意識がないわけですものね
ろ:一方、篤の方は、晴れて恋人となったわけだから
ろ:背徳感や罪悪感といったものは持っていない
ろ:つまり、近親相姦が持つタブーな雰囲気は皆無というわけだ
ろ:だからといって、ハッピーエンドばかりかと言えば、そういうわけではない
ろ:というか、当たり前の展開がないんだよな(^^;;
ろ:ルートは大きく2つに分かれる
ろ:弥生を恋人として扱うルートと、弥生を自分のものとして扱うルート
ろ:要は、両極端のルートが用意されているわけだ
ろ:その中に弥生の記憶が戻る場合と戻らない場合がある
ろ:その中に、当たり前の展開がないんだわ
ろ:記憶が戻り、母親として、篤を受け入れないという、
ろ:ごく普通の展開がな
メ:そういえば、ありませんでしたね
メ:強いて言えば、自分のものにしようとしたときでしょうか?
ろ:あれはあれで正しい反応かもしれないんだが
ろ:ああなってしまうのはなぁ……
ろ:恋人ルートでは、あろうことか、弥生が受け入れてしまう
ろ:これはちょっとあんまりじゃないかと思うんだが
ろ:はっきりと拒絶し、それでも……という展開を期待してたんだけどなぁ
ろ:こうもあっさりと受け入れられてしまっては、
ろ:本当に普通の恋愛モノにすぎなくなってしまう
ろ:逆に記憶が戻らない場合は、どちらも申し分のない展開になっている
ろ:これはこれで良いと思う
メ:道徳的にはどうかと思いますけど(−−)
ろ:それは求めないのがお約束(^^;;
ろ:次に責めについてだが、恋人ルートは甘々な展開のエッチがほとんど
ろ:奴隷ルートについては、なかなかの責めが行われている
ろ:シナリオ自体が短いので、少しご都合主義的なところがあるんだが
ろ:野外でのバイブ責めや首輪を付けての散歩など
ろ:それなりに楽しめる内容になっている
ろ:もう少しシナリオが長ければ、と思ったくらいだ
ろ:こんなところだな
メ:最後にシステム面ですけど
ろ:特に気になるようなところはない
ろ:選択肢の分岐がエンディングに繋がっている
ろ:1つのシナリオあたりの時間も短いので、選択肢を気にすることはないだろう
ろ:以上だな
メ:はい
ろ:「抜きゲー」としては、及第点だと思う
ろ:もちろん、奴隷ルートの場合だけになるけどな
ろ:恋人ルートではさすがにちょっと……な
ろ:設定上、仕方のないこととは思うんだが、
ろ:もう少し背徳感が感じられる内容であれば良かったかな、と思う