黒の歌姫

	メーカー	CLOCKUP	プロテクト	StarForce DVD
	対応ＯＳ	98/Me/2K/XP	スキップ	あり
	ＣＧモード	あり	イベント再生	あり
	音声	あり	１プレイ時間	８時間
	音楽モード	あり	ジャンル	ADV

メノア（以下メ）：いつものことですけど……あら？

ろでます（以下ろ）：……………

メ：どうされたのです？

ろ：……いまいちだった

メ：そうですか？

メ：私としては、非道いお話だったと思いますが？

ろ：今までのCLOCKUPの作品からすると、いまいちということだ

ろ：ここって、かなり濃い内容のが大半だろ？

ろ：なのに、今回は……

メ：はぁ……

ろ：５人の歌姫の１人を調教して、堕とすことが目的なわけだが……

ろ：当然、５人ともそれぞれ異なる個性を持ってるわけで、

ろ：それを活かした責めを行ってるのはいいのだが

ろ：それによる責めのバリエーションがなぁ……

メ：問題があったと？

ろ：まぁ、そういうことになるな

ろ：おそらく満遍なく、というのを目指したんだと思う

ろ：が、非道く偏ったように感じてしまった（＾＾；；

メ：でも、それは仕方のないことではないでしょうか？

ろ：そうか？

メ：だって、好みというのがありますからねぇ

メ：ろでます様でも、全てを好む、というわけではないのでしょ？

ろ：「でも」というところが気にかかるが……まぁ、そうだな

メ：ですから、好みに合う／合わないで大きく変わってくるものですよ

ろ：そういうものか？

メ：えぇ、おそらくそうではないかと

ろ：しかし……所謂「堕とす」というのがはっきりとしていたのは

ろ：ラトゥカくらいなのだが（＾＾；；

ろ：それ以外は、弱みにつけ込んで責めるか

ろ：ジャニスやミリルのように、無垢なのを利用するくらいだったぞ

ろ：オスティナに至っては、エッチが始まるまでもが長かったし

ろ：普通にオスティナの欲求を満たしてやってただけのようだった（＾＾；；

ろ：あれを「堕とす」というのはちょっとなぁ（＾＾；；

メ：でも、人の弱みにつけ込んだりするところは、魔族らしいですけどね

メ：それに彼にとっては歌姫の魔力を吸い取り、復活することが目的なわけですから

メ：まぁ、確かにしてやったという感じはあまりしませんけどね

メ：いつの間にか、虜にしていたという感じでしょうか

ろ：そして、フィーネなんだが……

ろ：あれって、普通のプロポーズなんじゃ（＾＾；；；

メ：あ、あれは私も意外でした（＾＾；；

メ：他のシナリオで圧倒的な強さを見せてた彼女でしたから

メ：かなり苦戦するものだと思ってたのですけど……

ろ：あれは限りなく反則に近いよな（＾＾；；

メ：両極端な存在だから、逆に惹かれたのかもしれませんね

ろ：で、更にわからんのが、その後の展開

ろ：あれは、何がどうなったんだ？

メ：さぁ？　私もわからなかったです

ろ：完全に「堕ちた」ところを見たかったのだが……

メ：あのまま、本当のハッピーエンドになるのかと期待したのですけど

ろ：それはさすがに無理だろう（＾＾；；

メ：でも、良い雰囲気だったじゃないですか

メ：フィーネさんは、ああやって、彼を浄化しているのだとばかり……

ろ：純粋に夫婦生活を楽しんでただけみたいだったな（＾＾；；

メ：そうでしたね（＾＾；；

メ：彼女からすれば、あれこそ望んでいたことだったのでは？

メ：彼女の立場では、ああいうことはできませんからね

ろ：さらに相手はレガートだしな

ろ：変に気を遣うこともしないだろう

ろ：ただ、生活はあっち方面中心ということになるが（＾＾；；

メ：それも喜んでいたみたいですけどね（＾＾；；

ろ：本当に聖女なのか（＾＾；；？

メ：彼女自身は、それを望んでいるわけではありませんから

メ：彼の前では、一人の女性として振る舞ってたのだと思いますよ

ろ：こんなところか

メ：そうですね

メ：次にシステム面ですけど……特にこれといって

ろ：そうだな

ろ：最初の選択肢で、誰を対象にするかが別れ、

ろ：あとは、適当に選択肢を選んでいけばいい

ろ：純粋にシナリオを楽しんでいればいい作りになっている

ろ：で、そのシナリオも、歌姫たちの特徴を活かした話になってる

ろ：ちと残念だったのは、歌姫の「歌」がほとんど活かされてないこと

メ：でも、「歌」を使うということは（＾＾；；；

ろ：バッドエンド決定みたいなものだけどな（＾＾；；

ろ：でも、それが彼女たちの能力なわけだから

ろ：もう少しそれを活かしたイベントも用意してほしかったところだ

ろ：責めについては、レガートが淫魔王ということから、

ろ：アブノーマル系はあまりにない

ろ：ひたすら責めまくる、というのが基本だ

ろ：ラトゥカのシナリオを除いては、な

メ：彼女はあの性格ですからねぇ

メ：責めるだけでは、無理でしょうね

ろ：以上だ

メ：はい

ろ：今までのCLOCKUPの作品からすると、ちと物足りないような気もするが

ろ：「抜きゲー」としては、充分の出来だと思う