メノア(以下メ):…………えっとぉ(^^;;;
ろでます(以下ろ):……………
メ:もしかして、あたしたちもコレなのかな(^^;;?
ろ:そうではない……と思いたい(^^;;
メ:でも、恵莉さんたちが前半にしていたことって……
メ:あたしたちがいつもしていること……
ろ:じゃぁ、メノアは病気だからしているのか?
メ:いや、そんなことはないよ
メ:ろでますちゃんのことが大好きだから、してるんじゃない
メ:それが病気だから、なんてのはあり得ないよ
ろ:じゃぁ、そういうことだ
メ:うん(^^)
メ:でも…………いや、なんでもない(^^;;
ろ:(また、ろくでもないことを考えたな(−−))
メ:アキトさんは、自他共に認めるほどの中二病の持ち主です
メ:現実の女の子には興味がなく、2次元の世界に入り浸っています
メ:そんな彼の前に現れたのが、幼馴染の恵莉さん
メ:いつも彼のことを気に掛けていたのですが
メ:いきなり態度が急変してしまいます
メ:やたらと彼に尽くすように……
ろ:これが依存型と呼ばれる「アフロディーテシンドローム(ADS)」だ
ろ:好意を寄せた瞬間に発症し、様々な精神的欲求を催してしまうという……
ろ:ある意味、対象となった者にとっては、ありがたいものなのかもしれないが
メ:今回は、そういうわけにはいかないんですよね
メ:恵莉さんが対象とした相手がアキトさん
メ:しかも、そのアキトさんは恵莉さんのことが好きだったわけですから
ろ:両想い、とも取れなくはないのだが……
メ:恵莉さんの方はADSが原因かもしれませんから
メ:彼女の口から出る言葉を疑ってしまうアキトさんです
メ:最初のイベントが恵莉さんによる手コキです
メ:この様子を見ると、疑わざるを得なくなりますよね
ろ:まだこの時は、ADSだからしている、といった感じだったしな
メ:そして、ピロートークからの初エッチ
メ:本当の恋人同士なら、こんな嬉しいことはないんですが……
メ:あたしたちは順番が逆だったけどね(^^)
ろ:それが普通だろ?
ろ:ピロートークってのは、そういうのをしたあとにするもんだ
メ:あの時は色々と話し合ったよね(^^)
メ:今までずっと我慢してたことが話せて、あたしは大満足だったよ(^^)
ろ:俺もだ
メ:なのに、この2人の場合は……
メ:特にアキトさんの気持ちを考えると不憫です
メ:翌朝のフェラチオ
メ:これ、あたしが絶対にできないやつです(;_;)
ろ:何も泣かなくても……
メ:だって、一度はやってあげたいじゃない
メ:こうなったら、ろでますちゃんに薬を飲ませて……
ろ:おいっ(−−+!!
メ:じょ、冗談だよぉ(^^;;;
ろ:(絶対に冗談じゃない、目がマジだった(−−))
メ:仲良く登校
メ:彼らのことは、すでに知れ渡っていますので
メ:大きなトラブルはありません
メ:もちろん、男子生徒の嫉妬は止められませんが……
ろ:クラスの人気者が奪われたわけだしな
ろ:しかも、邪魔することも禁止されている
メ:昼休みとなり、お弁当を一緒に食べることとなります
メ:ここだけを切り取ると、仲睦まじい恋人同士、ということになるんですけどねぇ
メ:そういや、あたしたちもしてたよね(^^)?
メ:あの頃は、食べさせてあげるのって、かなり恥ずかしかったんだけど(///)
ろ:周りがやれって言ってるようなものだったからなぁ(−−;;
メ:皆にも迷惑かけちゃったんだから、これくらいはサービスしないとね(^^)
メ:これって一緒に暮らすようになってからだっけ?
ろ:俺が2人分の弁当を作るようになってからだな(−−)
メ:あれ、きっとあたしが作ってると思われてたんだよね
メ:作り方とか聞かれて、焦っちゃった(^^;;
ろ:それで、あれやこれやと作り方を聞きに来てたわけか
メ:あはは(^^;;;
ろ:だったら一緒に作るか、と言ったのだが……
メ:絶対に無理! 起きれないもん
ろ:そこは胸を張るところじゃないのだが(−−;;
メ:昼休みも終わり、再び授業が始まるわけですが……
メ:いよいよADSが発症します
ろ:処構わずの発情か
ろ:確かに厄介な症状だな(−−)
メ:そ、そうだね………
メ:(あたしは、どちらかというと、羨ましいんだけど……)
メ:恵莉さんを落ち着かせるために、屋上でのエッチとなります
メ:授業中なのに、堂々と抜け出せるなんて
メ:国による保護が充実しているんだね
ろ:羨ましい、とか思ってないだろうな(−−;;?
メ:そ、そんなことはない……よ(^^;;;
メ:こういった生活に耐えきれず、ついにアキトさんが自分の気持ちを伝えます
メ:当然ですよね
メ:本当に好きな人なんですから
メ:それが病気で、このように尽くしてくれるなんて……
メ:耐えられるわけがありません
ろ:すると、意外な返答が……
ろ:恵莉も実はアキトのことが好きだったという
ろ:これが引き金となって、ADSが発症したのかもしれないな
メ:だとしたら、恵莉さんも可哀想です
メ:せっかく気持ちを伝えられそうだったのに……
ろ:いや、あの場面で伝えられてもなぁ(^^;;;
ろ:男として、一番見られたくない場面だったわけだし(^^;;;
メ:あんな場面でも、嬉しいんですよ(^^)
メ:自分のことが好きだということがわかったんですから
メ:ああいうのって、身近な人でする場合は、本当に好きな人なんだよね?
ろ:それを俺に聞くのか(−−;;?
メ:うん、だって、あたしも気になるじゃない
メ:あたしでその……してくれてたのかなぁって(///)
ろ:……高嶺の花だから、というのも考えられなくはないが
ろ:それでも、その人のことを好きであることに変わりはないと思う
メ:ろでますちゃんの場合……も?
ろ:そ、そうなるな(///)
メ:(^^)
メ:お互いの気持ちを知ったことで
メ:改めて、ADSに向き合っていこうとする2人でした(^^)
メ:お互いの気持ちを知った2人
メ:もはや、一緒にお風呂に入ることへの躊躇もなくなります
メ:恋人同士なら入って当然だもんね(^^)
メ:パイズリフェラに始まり、湯船でのエッチ
メ:これが普通なのかな?
メ:あたしたちの場合は、2人で湯船に浸かってるだけなんだけど……
ろ:散々やりまくった後の風呂なんだ
ろ:疲れを癒すのが最優先だろ
ろ:それに……風呂場でするときは、同じようなことをしてるだろ?
メ:そうだったね(^^;;
メ:(それに2人で湯船に浸かってるだけでも、幸せを感じるし)
メ:お風呂上がりには、マッサージです
メ:もちろん、それだけは済むことがなく……
メ:マッサージって、したことがなかったよね?
ろ:メノアは疲れ知らずだからな(−−;;
メ:うん、むしろエッチした後の方が、回復できてるような気がする(^^;;
ろ:……サキュバス(−−;;
メ:サキュバス並みに搾り取ってあげようか(−−+?
ろ:え、遠慮しておきます……
メ:メイド服でのご奉仕
メ:まさか2人とも同じことを考えていたとは……ラブラブですね(^^)
ろ:ラブラブ……か?
メ:ラブラブなんです!
メ:メイド服のまま、デートに出かけます
メ:通常、このような服装で出かけると、色々と問題があるのですが
ろ:「Little sick girl(LSG)」ということで、スルーされるわけだ
ろ:このあたりは徹底されているな
メ:それだけ深刻な病気ということなんでしょうね
メ:オタク寄りのデートコースではありましたが、無事こなしていきます
メ:が、やはり途中で発症してしまいます
メ:隠れる場所を探して、ゲームセンター内でのエッチとなります
メ:………隠れてないよね(^^;;?
ろ:プリクラじゃなぁ(^^;;
ろ:しかも、この状態でアナルまで……
メ:症状が進んでいる、ということでしょうか?
ろ:おそらく、な
メ:デートが終わり、帰宅となるわけですが
メ:今度は電車内で発症してしまいます
メ:先頭車両にあるトイレに駆け込もうとするわけですが、間に合いません
メ:途方に暮れているところに、助け船が現れます
ろ:同じ症状を持ったペアの登場だ
メ:彼らの助言もあって、ついにこの場でのエッチとなります
メ:でも、ここまで無視されるというのも、どうかと思うんだけど
メ:見られたいって、感情もどこかにあったり……
ろ:それはメノアだけだって(−−;;
メ:えっ、そうなんだ(・・;;
ろ:まさか、本当に見られたいんじゃ……
メ:そ、そんなことないよ(^^;;
メ:やっぱり見られるのって、恥ずかしいし……
ろ:そして、彼からADSの詳細を知ることとなる
メ:ADSが治る可能性もある、ということですね
メ:更にその治療法も教えてもらいます
メ:ただし、その代償が……
ろ:仕方ないことなんだろうな(−−)
ろ:この2人はともかく、他の罹患者は、かなりのことをしてきてるんだろう
ろ:それを女性は覚えているわけだしな
ろ:そのようなことをしてきた2人が、完治後も付き合い続けるとは思えない
メ:(それは単に愛情が足りなかっただけじゃないのかな?)
メ:(もし、あたしたちが罹患して、色々なことをして、完治したとしても)
メ:(あたしはろでますちゃんと別れるつもりはないよ)
メ:(むしろ、罹患中と変わらなかったりして(^^;;)
メ:その代償を受けることがわかっていても、完治を目指そうとするアキトさん
メ:当然ですよね
メ:好きな人なんですから
メ:好きな人がこのままで、なんてことに耐えられるわけがありません
メ:ここから先は、露出エッチの目白押しです
ろ:彼女の欲求を消化させ続け、欲求に隙を作る
ろ:そこに性欲とは違うものを入れ込むことによって、ADSを治療するというわけだ
メ:教室でのオナニーからのエッチ
メ:丈の短い体操着を着せてのエッチ
メ:昼休み、ご飯を食べながらのエッチ
メ:下校中のエッチ
メ:処構わずのエッチで、彼女の欲求を消化しようとします
メ:……………あはっ(^^)
ろ:おいっ、その羨ましそうな顔はやめろ(−−;;
メ:あら、あたし、顔に出てた(^^;;?
ろ:出まくりだ(−−;;
ろ:下校中の、と言ってたときには、特にな
メ:だって、アレって……だよね?
メ:さすがに外で、というのには、まだ抵抗があるけど
メ:アキトさんだってやってるんだから、ろでますちゃんだって……
ろ:………今度、やってみるから
メ:楽しみにしてるね(^^)
ろ:(少し身体を鍛えないといけないか)
ろ:(最近、サボり気味だしな)
ろ:(家を継ぐ気はないが、日々の鍛錬は怠らないようにしないと)
ろ:(メノアにまた何かあったときのことを考えると……)
ろ:(ただ、その成果がエッチに繋がるってのもどうかと(−−;;)
メ:この治療法を続けること、数ヶ月
メ:一向に症状はよくなりません
ろ:完治した症例自体が希少なわけだしな
メ:アキトさんに言わせると、ガチャでレアアイテムを当てるようなものだとか
メ:そして、ついにアキトさんの方に限界が訪れます
ろ:あれだけハードなのを、毎日かかさずしていたわけだからな
ろ:一介の高校生としては、よく保った方だ
メ:目覚めると、そこは病院のベッドの上
メ:倒れてから1週間は経っているとのこと
メ:自分のことよりも、まず先に恵莉さんのことを心配するアキトさん
メ:こういうところ、本当に良いですよね(^^)
ろ:あの状態の恵莉を1週間も放っておけば、どうなってることやら
ろ:それに………
メ:それに?
ろ:大事な人のことを真っ先に考えない奴がどこにいる(///)?
メ:ろでますちゃん……
メ:お医者様から、彼女の容態を聞くことになります
メ:そのお医者様がなんと……
メ:このあたりは、少し出来過ぎのような感じもしましたけど(^^;;
メ:とにかく彼女は完治したとのこと
メ:アキトさんの想いが通じたわけです(^^)
メ:でも、それは当時に悲しい結末への始まりとなります
ろ:治療のためとはいえ、かなり恥ずかしいことをしてきたわけだしな
ろ:その報いは受ける、ということで覚悟を決めようとするアキト
メ:でも、やっぱり……無理ですよね、普通
メ:そう簡単には諦めきれず、涙するアキトさん
メ:そこに、優しい彼女の声が……
メ:あたし、このシーン、大好きです!!
メ:思わず、あたしも涙ぐんじゃいました……
ろ:その割には、意外と冷静だったよな?
ろ:まるで、こうなることがわかってたかのように……
メ:うん、わかっていたよ
ろ:えっ!?
メ:この方がハッピーエンドになるから、というわけじゃなくて
メ:絶対にこうなるだろうって、わかってた
メ:だって、最初に恵莉さんが言ってたじゃない
メ:自分もアキトさんのことが好きだって(^^)
メ:好きな人が自分のために、倒れるまで尽くしてくれたんだよ
メ:そんな人を嫌いになれるわけがないじゃない(^^)
メ:ちょっとした好意から発症した場合は、こうはならないのかもしれないけど
メ:両想いの状態で発症したわけだからね
メ:あ、あたしだって……
メ:絶対に嫌いにならないって、自信はあるもん(///)
ろ:メノア……
メ:もっとも、あたしの場合は、治ろうが治るまいが、
メ:することは変わらないのかもしれないけど(^^;;
メ:そして、1週間分のブランクを埋めるようにエッチが始まります
メ:もはや完治した2人
メ:一番愛情の伝わる形でのエッチとなります
メ:やっぱり最後は正常位だよね(^^)
メ:この体位が、相手を一番感じることができるんだし
メ:あたしたちも、たいていはこの体位から始めるもんね
ろ:メノアの場合は、それだけで終わらないんだけどな(−−)
メ:だって、色々と楽しみたいんだもん(^^)
メ:エピローグは、まぁ、お約束の展開です
メ:大学に進学して、結婚して、幸せな家庭を築く
メ:ありきたりな結末ではありますが、これが一番です(^^)
メ:あたしたちも、早くこうなりたいね(^^)
ろ:そうだな
メ:やっぱり、こういうのの方があたしは好きです(^^)
メ:Mielのような作品に興味がないわけじゃないけど
メ:で、もう一度確認なんだけど……
メ:あたしたちって、大丈夫なんだよね(^^;;??
メ:気付かないうちに罹患してるなんてことは……
ろ:あるわけないだろ(−−;;
ろ:(メノアは依存体質であるようだが、ADSとは関係ないはずだ)
メ:だよねぇ(ちぇ〜)
ろ:ちょっと待て、なんだその残念そうな顔は?
ろ:まさか特権を得たい、なんて思ってないだろうな?
メ:そ、そんなことないよ(^^;;
メ:そりゃ、特権があれば、どこででもエッチし放題なんだけど……あっ!?
ろ:やっぱりそれが目的か(−−;;
メ:あはは(^^;;;
メ:でも、ろでますちゃんもしてみたくない?
メ:いつどこででも、エッチができるんだよ?
メ:周りに無視されるのはちょっと……なんだけど
ろ:俺は……メノアが罹患してるんだったら、何が何でも治してやる
ろ:ただ………
メ:ただ?
ろ:メノアの場合、罹患しているかどうかがわかりにくいんじゃないかと
メ:そう?
ろ:普段のメノアとどこが違ってるんだ(−−)?
ろ:普段からべったりだし、
ろ:エッチもここに出てくると変わらないのを毎日やってるだろ
ろ:処構わず、というのが増えたとしても、あまり区別がつかないのでは?
メ:あはは、そうかもしれないね(^^)
ろ:いや、笑い事では……
メ:だったら、治らなくても良いんじゃない?
ろ:えっ!?
メ:あたしたちなら、罹患したままでも、幸せに暮らせると思うよ
メ:そうしてくれるんでしょ(^^)?
ろ:……あぁ、そうだな
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