メノア(以下メ):ほ、本格的ですぅ〜〜(@_@)
ろでます(以下ろ):でも、難しいことはないと思うが……
メ:そうですか?
メ:私は難しかったですよ
ろ:総当たりで解けるやろ?
メ:でも、それじゃ「ランクS」はもらえないです
ろ:あ、それを狙っていたわけね(^^;;
メ:当然です
メ:プレイする以上は、最高ランクを狙わないと(^^)
メ:それに「ランクS」にならないと「おまけシナリオ」は……
ろ:確かにな
ろ:でも、その推理トリガーも取り立てて難しいようなことは……
メ:そうですか?
メ:けっこう、大変でしたよ
ろ:まぁ、一回目のプレイで「ランクS」は難しいだろうな
ろ:一回目は失敗覚悟で物語を進めるくらいでないとな
ろ:そして、事の真相を掴んだら、それに関係するセリフに対して
ろ:トリガーを撃つ
ろ:これが基本パターンだろう
メ:やっぱりそれが基本なのでしょうね
メ:でも、できれば一回目から(^^;;
ろ:それをしたから、ドツボにハマったんだろう(−−)
メ:は、はい(^^;;;
メ:……でも、意外ですねぇ……
ろ:何が?
メ:いえ、ろでます様が、そんな慎重に事を運ぶなんて……
メ:何か悪いものでも拾い食いをしたのでは?
ろ:あのなぁ(−−;;
ろ:……そのネタは、これでも使われていたな(^^)
メ:……ネタじゃなかったのですけど……
ろ:と、とにかく、まずは「殺サレルベキ男」から
メ:私、こういう猟奇的なのはちょっと……
ろ:これで猟奇的だといってたら、あれは……
メ:い、いわないでください……
ろ:恋愛の末の悲劇ということか
メ:そうですね
メ:あんなことを平気でする親がいるなんて信じられません
ろ:あの時代はなぁ
ろ:ああするしか、他に手のない場合もあったんだろう
ろ:親にとっても断腸の思いだったと思うぞ
ろ:巴の親もきっとそうだったんだろうな
メ:巴さんもやはり……
ろ:おそらく、な
メ:でも、あの人は違いました
メ:悔やんでいるのかと思ってたら
メ:幸せになっているのを妬むなんて
メ:あの人こそ、殺されるべき人です!!
ろ:そうかもしれん
メ:すえさんとあかねさんには……頑張ってほしいです
メ:あの状況の2人に対して、幸せになって、とは言えませんけど
メ:それでも……
ろ:まぁ、あの2人ならしっかりとやっていくんじゃないか?
ろ:次は「呪香」だが
ろ:それほど「香」が関係しているような話ではなかったな
ろ:もっと「香」を使った淫靡な話かと思ったのだが(^^;;
メ:このゲームでは、あまりそういうのは期待しない方が……
メ:それに「香」は、ちゃんと関係していましたよ
ろ:ああいう関係の仕方じゃ、嬉しくない……
メ:だから、そういうのはありませんって
ろ:(^^;;
メ:このシナリオでは、千鶴さんの過去がわかるのですね
メ:あんな男と付き合ってただなんて……
メ:ちょっと信じられないです……けど
ろ:けど?
メ:千鶴さんの気持ちもわからなくはないです
ろ:そうなのか?
メ:やっぱり「かわいい」って言ってもらえたら、嬉しいじゃないですか(^^)
ろ:そういうものなのかねぇ(−−;;
メ:そういうものなんです(^^)
ろ:それで、ああいう関係に?
メ:初めてだったのでしょうね
メ:それでつい、許してしまったんだと
メ:その後で、あの男の本当の姿を知ってしまった
メ:だから、別れたのだと思います
ろ:んじゃ、あの髪を下ろしたのは……
メ:少しは期待していたのかもしれませんね
メ:もしかしたら、万が一、やっぱり期待してしまうのでしょうね
ろ:でも、そんなことはなかったというわけか
メ:以前よりも酷かったのかもしれませんね
メ:でも、それでも、ということなんですよ
ろ:ややこしいんだな
メ:えぇ、だから気をつけてくださいね(^^)
ろ:???
ろ:ほいで、このシナリオについてだが
メ:お話としては、良いお話だったと思います
メ:あれでこそ、本当のお父様ですわ(^^)
メ:本当に亡くなった奥さんことを愛していたのですね
メ:それに知佳さんのことを
ろ:「殺サレルベキ男」をプレイした後だから、余計にそう思えるな
メ:そうですね
ろ:なのに、肝心の知佳はあんな奴に……
メ:彼女も千鶴さんと同じなんですよ
メ:それに世間知らずのお嬢様ですから
ろ:最後は「百舌」
メ:……このお話、嫌いです
ろ:嫌いじゃなくて、猟奇的だから、恐いんだろ?
メ:そ、それもありますけど
メ:女性にあんなことをするなんて…………はぅ〜〜
ろ:思い出してしまったか(−−;;
メ:と、とにかく、そういうわけなので、嫌いなんです!!
ろ:3つのシナリオの中では、最後だけあって
ろ:かなりややこしい話にはなっていたな
ろ:猟奇的な犯行にも、今まで以上に磨きがかかっていたし
メ:そんなのかからなくていいです(−−+
ろ:しかも、最後は……
メ:あの告白は凄かったですぅ(^^)
メ:あんなところで言われたら、滋乃さんでなくても
メ:正気に戻りますね(^^)
ろ:さすがは帝都の名探偵なだけのことはあるな
ろ:あの場で一番効果のある言葉を思いつくわけだからな
メ:……ということは、あれはやはり……
ろ:そういうことだと思うぞ(^^;;
メ:滋乃さん、可哀想です……
ろ:ただ、進め方によっては、真実なるかもしれんが
メ:でも、あのエピローグだけじゃ、ちょっと……
ろ:あのエピローグはなぁ(^^;;
ろ:特になくても良かったような……
メ:また珍しいことをいいますねぇ(・・;;
メ:ろでます様が、ああいったシーンがない方が良いなんて……
メ:やっぱり何か悪いものを拾い食い……
ろ:その話はえぇって(−−;;
ろ:あの3人組にとっては、今の状態がベストなんだと思う
メ:確かにそうでしょうけど
メ:私的には、誰かがちょっとリードした方が面白いかも(^^;;
メ:残りの2人がもっと奮起するかもしれませんし(^^)
ろ:こんなところだな
メ:そうですね
メ:このお話って、結局は時人さんが解決するんですね
メ:ちょっとズルいような気がします
ろ:どうして?
メ:だって、情報収集は彼女たちがやってるのに
メ:最後は時人さんが解決されるのでしょう?
メ:おいしいところだけを、時人さんが取ってるように見えます
ろ:そうかもしれんが
ろ:情報収集能力と推理力は別だからなぁ
ろ:それに今回は時人があんな状態だったから
ろ:さすがの名探偵も薬には勝てないわけか
メ:詳しいことはわかりませんけど
メ:いろいろと思うところがあったのでしょうね
メ:でも、最後はちゃんと克服されたじゃないですか(^^)
メ:彼女たちの献身的な看病のおかけで
ろ:献身的だったのは、梁芳蘭だったりして(^^;;
メ:そ、そうかも(^^;;
ろ:それじゃ、システム面に移るが
ろ:「推理トリガー」という面白いシステムを取り入れている
ろ:これをすることで、プレイヤーにも推理しているように思わせるのだろうな
ろ:そして、それが一定量溜まらないと、次に進めない、か
メ:別になくても良かったです(−−)
ろ:まぁまぁ(^^;;
ろ:それ以外は特に問題はないと思う
ろ:総当たりが許されているわけだしな
ろ:こんなところか
メ:ですね
ろ:別環境とはいえ、前作がある以上、それほど派手な変更はできない
ろ:だから、この手のゲームの中では異色作と言えるかもしれないな
ろ:エッチシーンも、お情け程度だし
ろ:極端な話、エッチシーン自体なくてもいいくらいだ
ろ:言葉だけで表現しても、なんら問題ない
ろ:ただ、さすがにそれでは売れないだろうけど(^^;;
ろ:バッドエンドが、ささやかな抵抗といったところかな
ろ:むしろ、猟奇的な事件にすることで18禁指定にしてあるように思える
メ:無理に18禁指定にしなくても良かったのに……
ろ:ちなみに、彼女たちのエッチシーンをより多く見たければ
ろ:OVAを買った方がいいかもしれん
ろ:ただ、ちょっとキャラデザに不満があるけどな