喪失郷

メノア（以下メ）：私、信じられません……

ろでます（以下ろ）：何が？

メ：恋人がいるのに、どうしてあんなことができるんですか？

ろ：う、う〜む（＾＾；；

メ：あれじゃ、美由紀さんが不安になるのも当然じゃないですか！！

ろ：しかし、ちゃんと好きだって……

メ：あの言動を見て、どう安心しろと（−−）

ろ：うっ（＾＾；；

ろ：し、しかしだな、そう冷たくあしらうわけにも……

メ：わかってますよ、それくらい

メ：そういう性格も全て含めて、好きになったわけですから

メ：でも、自分の見てる前でされたら、誰だって……

ろ：じゃぁ、見てないところだと……

メ：良いわけないでしょ！！

ろ：そ、そうだよな（＾＾；；

メ：それに今回はそれ以上のこともしてたじゃないですか

メ：あれはどう説明するんです（−−）？

ろ：あ、あれは、血のせいというか、なんというか（＾＾；；

メ：ほぉ〜〜（−−）

ろ：そ、それに……

メ：それに？

ろ：す、据え膳食わぬは……（＾＾；；

メ：（−−＋

ろ：そ、そやけど、ああいう風に迫られるとなぁ（＾＾；；

ろ：ど、どうしても断り切れなくて……

メ：……あれ、本当に美由紀さんを探してたのですか（−−）？

メ：なんかそういう感じがあまりしなかったのですけど

ろ：さ、探してたと思うぞ（＾＾；；

ろ：その間に、やむを得ぬ事情があったわけで（＾＾；；

メ：やむを得ぬ事情ですか（−−）

ろ：あ、あぁ（＾＾；；

メ：断ることもできたと思いますけどねぇ……

メ：特に覗きなんかしなければ、ね

ろ：の、覗きは男のロマンだし（＾＾；；

メ：美由紀さんが、あんな非道いことになっているのに、

メ：ロマンの方が優先なのですか（−−）？

ろ：……うっ（＾＾；；

メ：というわけで、システム面にいきましょうか？

ろ：えっ、もう終わりなのか（・・；？

メ：だって、あまり話すことないですよ

メ：鬼の復活が目的なのでしょうけど、

メ：結局、エッチしてばかりのお話ですし

メ：良い雰囲気だったのは、ゆきさんくらいでしょうか？

メ：でも、結局はあまりハッピーとは思えませんでしたし

ろ：ゆきを選んだら、選んだで悪く言うんだろ（−−；？

メ：そ、それは、やっぱり……ねぇ（＾＾；；

メ：美由紀さんに対する気持ちも大事にしないと（＾＾；；

メ：だから、ね（＾＾；？

ろ：まぁな（−−）

メ：ということで、システム面にいきますね

ろ：あぁ

メ：ちょっと動作が重くありませんでした？

ろ：プレイ中はあまり気にならなかったけどな

ろ：メニューの表示とかがワンテンポ遅れるような感じはしたな

ろ：そういう演出なのかもしれんが

ろ：それよりも、俺が気になったのは

ろ：既読スキップがないところや

メ：そういえば、ありませんでしたね

ろ：スキップはあるんやけど、既読・未読が選べんから

ろ：本当に同じルートである場合以外は、使えんかった

メ：それを見極めるのも大変ですよね

メ：よく似てるけど、実は違うというのも……

ろ：それにスキップ中は、セリフが表示されないのも問題だ

ろ：違うルートに入っていても、なかなか気づきにくい

メ：あと、途中で止めるのも難しいですね

メ：絵が切り替わる場合のスキップだと簡単なんですけど

メ：絵が変わらない場合は、止める前に次の選択肢が出てしまって

ろ：そうだったな

ろ：それから、このゲームの売りである「お名前呼びシステム」だが……

メ：「ろでます」がありませんでした（；＿；）

ろ：ないって、普通（−−；；

メ：でも、けっこういろいろな呼び方が登録されてましたね

ろ：募集した中から選んだみたいだな

ろ：しかし、明らかに洋風の名前ってもあったような（＾＾；；

メ：このお話では、ちょっと似合いそうにないですね（＾＾；；

ろ：あと、気になったのは、移動がやたらに多いことだな

ろ：移動することで時間の経過を表しているようだが

ろ：かといって、あんなに移動させる必要はないと思う

メ：そうですね

ろ：それに実際に時間を経過させるには、

ろ：自分の部屋に戻る必要があるんだよな

ろ：それに気づくまでは……

メ：無意味な移動ばかりしてましたね（＾＾；；

ろ：まぁ、中には移動することで発生するイベントもあったけどな

メ：エッチなのばかりでしたけど（−−；；

ろ：こんなところか

メ：ですね

ろ：「抜きゲー」としては、十分な出来だと思う

ろ：事ある毎に、エッチシーンが出てくる

ろ：それに女性のバリエーションも結構豊富

ろ：そういった意味では「買い」かもな

ろ：ちと、移動が多いのが気になるけど（＾＾；；