メノア(以下メ):良かったです(^^)
ろでます(以下ろ):時間はかかったけどな
メ:仕方ないですよ
メ:これだけのお話だったわけですから
ろ:内容としては、前作でエンディングの対象とならなかった女性を、
ろ:ということになっているだけなのだが
メ:いわゆるサブヒロインとの恋愛モノですね
メ:それだけ人気が高かった、ということなんでしょう
ろ:ただ前作の発売からは、かなりの年月が経ってしまっている
ろ:本来なら、どうしてこの作品を、ということになるわけなんだが
メ:アニメが放映されてますものね
ろ:あぁ、それに便乗した、といった感じなんだろうな
メ:でしょうね
メ:大まかな説明であれば、アニメだけで済みますし
ろ:内容が気に入れば、前作の方も、なんてことがあり得るかもしれないしな
ろ:で、肝心の内容についてなんだが
ろ:前作でサブヒロインだった、茜、綾子………ベルティーユを対象とした
ろ:恋愛モノになっている
メ:ベルティーユさんの時だけで、少し間があったように思えたのですが
ろ:いや、意外だったもので(^^;;
ろ:あのベルティーユだぞ!?
ろ:彼女となんて、誰が想像した?
メ:確かに意外と言われれば、そうなんですけどね
メ:ですが、個性では、他の誰よりも目立っていたわけですし
メ:あり得ないことはなかったと思いますよ
メ:それに、意外と良いお話でしたし
ろ:そこでも意外になるのか(^^;;
メ:ま、まぁ、前作がアレでしたので(^^;;
メ:でも、本当に良いお話だったと思います
メ:前作では全く見ることができなかった彼女を見ることができましたし
メ:というか、こちらが本当の彼女なんでしょうね
ろ:あぁ、おそらくな
ろ:ただ、ベルティーユらしさも残っていたけどな
メ:まぁ、あれも彼女の一面なわけですから(^^;;
ろ:次に、茜だが
ろ:こちらはサブヒロインにしておくには勿体ない存在だった
ろ:念願叶って、といったところか
メ:そうですね
メ:ただ、お話が特化しすぎているように思えました
メ:他のキャラが全く出てきませんでしたし
ろ:里帰りしたわけだから、仕方ないんだが
ろ:純和風の展開ということで、これはこれで面白いと思ったけどな
ろ:しかもバレバレの展開だったし
メ:あれは……気づかない方がおかしいと思いますよ
メ:恋人同士だというのに、名前で呼ばないなんて
ろ:あと、実家でするというのは……バレないものなのか?
メ:それは……気を利かせてもらってるとしか……
ろ:最後に、綾子さん
ろ:これも意外と言えば意外なんだけどな
ろ:まさか、そういう対象になっているとは思ってもみなかった
メ:そうですね
メ:てっきり面倒見の良いお姉さん的な存在かと思っていました
メ:でも、秘めたる想いはあったというわけですね
メ:あれだけ一緒に暮らしていれば、自然とそうなっても不思議ではないですし
ろ:ただ、教師と生徒ということで、少しは苦悩するようなシーンがほしかったところだが
メ:順風満帆な展開でしたね
メ:やはりお国柄が違うということなのでしょうか?
ろ:このあたりのことは、どこでも同じだと思うけどな(^^;;
ろ:とまぁ、サブヒロイン3人の話だったわけなんだが
ろ:ちょっと残念だったのは、山場がなかったということかな
ろ:もちろん、ジョストの大会での勝利、というシナリオ上の山場はあるんだが
ろ:起承転結の転にあたる部分がない
ろ:ここを2人で乗り切ることで更なる展開へ、というのがなぁ
メ:2人で協力して、というのは多々ありましたし、
メ:信頼関係というのは、充分伝わってきたと思いますが
ろ:確かにそれはわかるんだが
ろ:あまりにも順調すぎるところが、ちょっと気になったところなんだわ
ろ:それから、前作のヒロインに対してのショートストーリー
ろ:こちらは本当におまけ程度の内容になっている
メ:でも、それぞれのその後のお話なんですよね
メ:確かに短いお話でしたけど、良かったですよ
メ:あのスィーリアさんが……可愛すぎです(^^)
ろ:次に、エッチについてだが
ろ:普通、といったところだな
ろ:………本当に普通なんだよな(−−)
ろ:前作は結構フェチっぽい要素が含まれていたのだが
ろ:今回は、そういうのがなくなっている
ろ:唯一、おもらしだけが残ったといったところか
ろ:前作のフェチが良かっただけに、残念なところではある
メ:最後にシステム面ですけど
ろ:特に気になったところはない
ろ:選択肢も少ないし、分岐がわかりやすい
ろ:その分、シナリオに集中できて良いと思う
ろ:以上だ
メ:はい
ろ:「抜きゲー」としては、微妙なところだな
ろ:この作品としては、ストーリーが優先であって、
ろ:エッチシーンは二の次になっているのでな
ろ:かといって、エッチシーンが疎かになっているというわけでもない
ろ:キャラデザが綺麗なだけに、エッチシーンも良い感じに仕上がっている
ろ:なので、買って損はしない作品だと思うぞ